レザーウェアの経年変化5  本店:菊地

カドヤ東京本店2Fに展示されている年代物のライダース達、その中の一着、1962年製のシングルライダースをご紹介致します。

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【上段左】目を引く右肘のステッチはプロテクター等の縫付ではなく、破れの補修跡のようです。未舗装道路が多かった時代、どんなマシンに乗っていたのでしょうか。

【上段右】永い年月を経たことにより、ひょっとしたら見落としてしまいそうなほど本体になじんでいますが、破れの補修は左袖にもあります。
現代ではなかなか見ない補修方法です。物や事がおおらかだった時代を感じます。

【下段左】左胸に配された“Norton”の刺繍。色剥げはワッペンの名残でしょうか、針穴の跡が確認できます。もしかしたらマシンを乗り替えた時に施したのかも知れません。

【下段右】右胸には無数のピンバッチの跡があります。当然のように存在する“跡”がひとつのエンブレムのようです。

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ジッパーは丸みのあるものを使用しています。裏返すとYKKであることがわかります。ちなみに当時は“YKK株式会社”ではなく“吉田工業株式会社”でした。
スナップボタンの“ライオン印”も良い味を出しています。過去にスナップボタンを取り扱っていたのかはわかりませんが、あの“ライオン株式会社”でしょうか?

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【上段左】エリに取り付けられたピンバッチも年代ものです。
【上段右】“Mondial”当時まだモンディアルは存在していました。
【下段左】“MOTOGUZZI”あの縦置きV型二気筒エンジンの出はじめの時期です。
【下段右】現代ではあまり見かけない方法での取り付けです。この方法だからこそ、現在まで脱落や紛失をすることなく残ったのでしょう。

1962製SingleRiders012跡だけ残された穴にはどんなバッチが取り付けられていたのでしょうか。
Norton、Mondial、MOTOGUZZIとくれば…
Triumph、BSA、Matchless、MotoMorini、Parilla、Benelli

…想像が膨らみます。


いや~、レザーウェアって本当に良いものですね。

東京本店では常時このジャケットを展示しております。定休日の水曜日以外は現物をご覧になれますので気になる方はご来店ください。

もちろん現行商品の販売も行っていますので、ご自身のライダースを手に入れる事もご検討くださいますよう、お願い申し上げます。

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