カドヤショップスタッフとライダース説明用のイラスト

今回は、息抜きにカドヤショップスタッフの話題、いや東京本店の私、菊地の個人的な話とでも申しましょうか。

「二輪車」「衣類」「皮革」の3本柱の知識が必要なカドヤ直営店のスタッフは、常日頃、様々な業務を行っております。具体的には「オーダーメイド」「カスタムオーダー」「リペア」「カスタム」「クリーニング」をお受けしている為、時にはかなり複雑なご依頼をお受けすることもあるのです。

先日ふと、毎年この時期には、複雑なオーダーメイドのご相談をお受けしていることに気が付き、過去の工場発注書を見返しました。

オリジナル性の高いオーダーメイドであればあるほど、詳細な説明用のイラストが必要になり、そのイラストはカドヤの直営店スタッフが描いているのですが、そのイラストを見ると、そのお客さまやその時の状況が思い浮かびます。

あまりご覧頂く機会がないものかと思いますので、この場をお借りして一部分を掲載させて頂きます。

お客さまのジャケットもありますので、全体を公開する訳にはいきませんが、オーダーメイドジャケットはこんな風に作られていくのだと、雰囲気を感じて頂けたら幸いです。

描画01

1980年代、カドヤで販売されていたダブルライダースのウェストベルトを参考にした裾周りのディテールです。現在も受注を続けるバトルスーツの裾周りは、そのダブルライダースがベースになっています。チラリと見える袖のプロテクターはそのバトルスーツからのディテールですが、ジャケット全体はまったくの別もの。ステッチ1本にいたるまでの書き込みがないと全体のイメージがつかみにくい為、かなりやりがいのある仕事となりました。


描画02

完全オリジナルジャケットのご注文ですが、裾脇のベルトが込み入った仕様の為、図解したものです。店頭から工場へ作製を依頼する時に誤解を生じる可能性のあるものは、徹底的に図解します。工場からの問合せがあると作業効率をダウンさせることに繋がる可能性がありますので、もしかすると納期に関係して、お客さまへ直接ご迷惑をお掛けするかも知れないとの気持ちであたっています。


描画03

技術的に難しいご注文も多くあります。オーダーメイドには無限の可能性があり、まだまだ対応しきれていない部分もありますが、受付時点で理解している部分に関しては別の提案をご提示する場合もあります。このイラストの特徴的なパット部分は本体と繋がる1枚革で作製すると、パットの周りに目もあてられないシワが発生しますので、一度くり抜いて、裏からパットをあてて縫製します。


描画04

少し変わったご注文もあります。弊社のオーダーメイドはあくまで革衣類を対象としたものですが、常連さまのご相談で「四角くて格子ステッチが入ったバックパック」との内容で作成したイラストです。結局、ご注文には至りませんでしたが、「ライダースメーカーが作製したバックパック」としてであれば作製も可能です。


オーダーメイドは「お客様との打合せ」「イラスト作成」「工場発注」「設計図作成」「裁断」「縫製」等々、様々な工程を経て作製されます。

その工程のひとつ、イラスト作成について、少々ご紹介させて頂きました。地味で目立たない工程ですが、直営店スタッフはこんなことも行っています。


テーマ : その他
ジャンル : 車・バイク

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